収差のグルメ

収差を愛する人々によるレンズレビューブログ

R-D1

R-D1

EPSON R-D1

下書きして公開してなかったので、今のタイミングで公開です。

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まず初めに以下がR-D1のラインナップになります。

  1. R-D1
  2. R-D1s
  3. R-D1sL
  4. R-D1x
  5. R-D1xG

 

上から順に簡単に説明するとこうなります。

  1. 初代R-D1
  2. 初代からソフトウェア的に改良されたR-D1
  3. R-D1sのレンズキットモデル
  4. 初代からハードウェア的にも改良されたR-D1
  5. R-D1xにグリップが付いたモデル

 

1.から2.への進化はソフトウェア的に改良が施されており、R-D1のバージョンアップをするとR-D1sと同等になり違いがありません。

RAWとJPGの同時記録ができるようになった、もっと拡大できるようになったなど細かい違いはありますが、

一番の違いはクイックビュー機能の追加でしょうか。

1.から4.の違いは大きく、外見がバリアングル液晶が無くなり固定式になりました。その分液晶は多少大きくなっています。

ソフトウェア的にはSDHCが使用可能になり、SDカード以外にも使えるようになりました。

ただ1GBしか無いSDカードでも私の場合、撮り切る前にバッテリーが先に無くなってしまうので、あまり違いはないかも…

その他の機能には変化ありません。いわゆるマイナーチェンジですね。初代から完成されていたということでしょうか。

 

以下個人的に好きな部分になります。

 

①クイックビュー機能

そもそも好きかどうかというより、場合により必須な機能だと思っています。

レンジファインダーはシビアな画角調整は苦手であり、大雑把で多少のズレは構わない広い心を必要で撮った写真はすぐには見返さないスタイルが好ましいとかなんとか。

(そもそもフィルムと考えれば見返せないのですが…

しかしR-D1デジタルカメラなので、見返せる機能が搭載されました。

が、R-D1のブライトフレームは当てにならない…

本気で画角を攻めたい時は何度もトライアンドエラーを繰り返す羽目になりますが、

相手が人の場合悠長に待たせていられないので広めに撮影しトリミングするのが賢いかもしれません。

 

②アナログ指針式

時計ですよね。むしろ時計機能もつけた方が良かったんじゃ無いですか?

外で写真と撮ってると時間を忘れるので時計は欲しいですよね?でも腕時計は付けたく無い。ならカメラにつければいいじゃない。

よくないですか?

話が逸れましたが、電源ONのたびに眺めてはテンションが上がります。

写真を撮るにはテンションを上げることは必要だと考えるならば、1番必要な機能になります。

 

③CCD

カメラなので写真も撮ることもできます。現代のCMOSでは味わえないCCDならではの色乗り描写。

黒・白・空の描き方がとても好みです。

マイクロレンズもカスタムされているようでフランジバックの短いMマウントに合わせて、

端に行くにつれてマイクロレンズの幅を広く取り、光の入射角を調整しているとか。

色んなレンズでもちゃんと写りますよって事ですよね。

 

最後に、現時点ではメーカーサポートが継続して続けられているのはR-D1xのみとなります。

それも2021年3月末には終了。デジタルはいつの日にか壊れてしまい、修理もできないとなると楽しめるのは今の内かも知れません。

 

Twitter@lithaduki

 

M10-P購入しました

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どん

 

つい最近MFT用のマクロレンズ、7Artisans 60mm F2.8 MACROを購入しまして。

対象はペットのハムスターを想定してましたが、

まさかM10-Pを撮るためだったとは…

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ティールアンドオレンジ現像

 

という訳で、うちのペットのハムスター含めて

全てG9+7Artisans 60mm F2.8 MACROで撮影した写真です。

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Zeissのplanar 50mmF2 ZMを取り敢えず装着。かっこいい・・・

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GERMANYの文字が美しいですね。M10-PはM10とハード的な差は余りありません。

20万円で筆記体のロゴを入れてもらった感じです。えぇ満足。

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忘れてました。20万円の手数料にはLeicaバッジの外し代も含まれてますね。

ネジの角度もいい角度ですね。個人的に一番かっこいい角度です。

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上部を見ればシャッター速度も感度も絞り値もすべてわかります。

まぁオートですが。

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ボタンが少ない。シンプルですが戻りボタンすらありません。

設定時に困ったとき、あれ?ってなりました。

複雑な操作を覚えるには取扱説明書を熟読するしか無いですね。

PLAY押しながら写真送りすると拡大した状態のまま次の写真が見れますよ。すごい!

 ※でもセレクターレバーの使い方が書かれてなかった気がしましたが…

 

以上です。

マクロレンズだったので、マクロレンズの比較など分かりませんが、物撮りに最適だと思います。そもそもG9が物撮り最適な様な気もしてます。

ただ調べてみるとマクロレンズの場合被写界深度が浅すぎて最大絞りF16では足りないとも見かけました。でもG9には深度合成機能があるので誤魔化せますね。

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最後にM10-P+Carl Zeiss Planar 2/50 ZMで撮った写真です…と言いたいですが、1/4くらいにトリミングしました。最短撮影距離0.7mmは部屋の汚い部分が映るし被写体が小さいと大きく写せませんね。分かりきってたことです。

G9と7Artisans 60mm F2.8 MACROあと友情出演のR-D1sでした。

 

ではでは

 

Twitter@lithaduki

2019年の散財記録

はじめまして、このブログはおそらく2人のカメラ好きによるブログになります。

私はそのうちの1人です。(Twitter@lithaduki)

 

まずは紹介を兼ねて、初めに2019年に購入した機材一覧から。

 

その前に2018年9月にLUMIX G9

つられて同時に召喚されたレンズはG9のキットレンズである

12-60mm/F2.8-4.0の標準ズームレンズではなく

LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2換算85mmの単焦点レンズを選びました。

このレンズは今でもお気に入りのレンズです。

好きな所を上げるなら、黒の描写がなんとも言い難い味がたまらなくいい。

その後、2本目のレンズが12月に召喚されました。

そのレンズは、LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0

換算100-400の望遠レンズです。鳥や動物の撮影に重宝しています。

このレンズなんと言っても手振れ補正の効き具合がいいと思います。

店頭で同じくパナライカ100-400mm/F4.0-6.3200mm/F2.8と比べましたが

体感でもライブビュー上でピタッと止まりました。

(実際の画像が止まるかは別だと思いますが)

やはり3本の中では1番新しいレンズと言うこともあり技術の進歩ですかね。

 

以上が2018年の機材一覧です。

2018年時点での持参物は以下になります。

LUMIX G9 Pro

LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0

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そして2019年、レンズがたくさん増えます。

 

1.CONTAX Planar 1.4/50 AEJ

何を血迷ったか、最初からCarl Zeissに手を出しました。

しかし最初にこのレンズを手にしたことによって、レンズ好きが加速しました。

私のメインカメラがMFTのG9なので、焦点距離は換算100mmのレンズとなりますが関係はありません。むしろレンズの中央のみを使うので描写は良くなります。

私が最初に手に入れたPlanar、つまりダブルガウス型のレンズですが、マウントがY/Cと悪いのか、あまり出番が無い悲しいレンズになっています。

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2.CONTAX Distagon 2.8/28 MMJ

50mmPlanarですっかりZeiss信者になった私はヤシコンのレンズを集めていきます。

が、個人的にこのDistagonはあまり好みでなかった為、後に売却される事となります。

 

3.CONTAX Sonnar 2.8/85 MMJ

本当は85mmPlanarが欲しかった…って時に購入しました。MMタイプで外観はとても良かったのですが、後玉の端にカビあったのは減点対象です。

まぁMFTの口径では全く影響は有りませんが、殆ど使用していません。

防湿庫の番人をしています。

MFTで170mmのMFはやっぱり使いにくい…。 

 

4.HELIOS-44-2 58mm/F2

M42マウントのロシアレンズです。とても有名なグルグルボケのレンズです。

元を辿れば有名な話、東ドイツZeiss Biotarのコピーです。

つまり大体Zeissって感じです。

肝心のグルグルボケはMFTでは出ませんでした。悲しきかな。。。

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5.Industar-61 L/Z 50mm F2.8

みんな大好きM42マウントのダビデボケするレンズ、インダスターです。

このレンズ、マクロとまでは行かずとも30cmまで寄れるので使い勝手いいです。

そして何よりダビデボケが可愛くて仕方ないです。描写力もかなりいいです。

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6.CONTAX AX

ここでフィルムのボディが生えてきます。

今まで購入してきたヤシコンレンズそしてM42レンズ。それらを有効利用しようと考えた際にでてきたボディです。

いかに変態なカメラか簡単に説明をするならば、どんなレンズでもAFできます。

そしてM42の変換マウントもあるので、M42レンズもAFできます。

凄いです、でもすごく重いです。

意外にキビキビとAFが動くし、AF-Cまで対応してます。

シャッター音もカッコいい音をします。重いこと以外全て愛せますね。

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7.CONTAX Planar 1.4/85

ついにやってきました、85mmのPlanar。このレンズ、ヤフオクでなんか安かったので訳ありっぽかったんですが、安かったので買ってしまいました。(真似しないように)

案の定訳ありで、超至近距離でしかピントが合わないと言う謎現象。

何だかんだあって、レンズを分解して1番後ろのレンズを逆向きに付けてみると復活しました。前の所有者が恐らく組み立てミスしたのでしょう。

一件落着ではあったのですが、このレンズ特有のバルサム切れが発生しており、黒が少し浮くレンズになっています。まぁ気になる場合と気にならない場合もあるので、通常のバルサム切れしていないレンズと撮り比べても、今のバルサム切れ具合だとあまり大差なかったのでこのまま使用しています。

後々バルサム切れしていないレンズを手に入れれば、このレンズは外装が綺麗なのでレンズだけ移植してもいいかもしれません。

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8.EPSON R-D1s

かっこいいです。

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9.Planar T*2/50 ZM

R-D1sにつけるレンズを探したときに選んだ最初の1本。

CONTAXから進んだPlanar好きはMマウントにたどり着きました。

Planarはいいですよね…本当に好きです。

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10.sd Quattro

Foveonセンサーが欲しくてヤフオクで落札しました。G9をメインで使っていると圧倒的な描写力よりも、操作性や快適性に驚きました(悪過ぎて)。何をするにしても鈍重なところはもはや愛すべき部分になりますね。2019年にはSAマウントのレンズを持っていないので、M42のアダプター使ってオールドレンズを使ってました。

えぇすごい色が出ました。

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以上が2019年に散財記録になります。

2020年はせっかく増えたレンズをもっと使っていきたいですね。

 

ではでは~

by lithaduki